受診Q&A
受診時の持ち物など必要なものはありますか?
初診の際、または月初めの受診時には必ず健康保険証が必要です。また、65歳以上の方で介護保険証のある方は一緒にご提示ください。お薬手帳や現在処方されている薬がある場合は、受診時にご持参ください。
事前に予約した方が良いですか?
事前にご予約いただけますとスムーズに診療を行うことができますので、ご協力いただけますと幸いです。診察内容によっては順番が前後することがありますので、予めご了承ください。
車いすでの通院は可能ですか?
可能です。当ビル1階には車椅子の方でもご利用できるトイレを準備しております。車からの移乗やベッドへの移乗など、必要な際にはスタッフが介助させていただきますので、お気軽にお声掛けください。
駐車場はありますか?
当院には駐車場はございません。お車でお越しの場合は近くのコインパーキングをご利用ください。近隣パーキングの相場料金は100〜250円/30分です。
保険証などを忘れた場合や申請中の場合は、実費での診療になりますか?
診察当日に健康保険証をお持ちでない場合、一旦自費で診察料をお支払いいただくことになります。ただし、その月内に保険証をご持参いただければ、自己負担分を差し引いた金額を返金させていただきます。
治療費はカードでの支払いはできますか?
当院では、各種クレジットカードでのお支払いに対応しています。
診療時間・受付時間はいつですか?
整形外科
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~12:30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
14:00~18:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - |
休診日:祝日
※最終受付時間:終了15分前まで
リハビリテーション科
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~18:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ▲ |
▲…9:00~12:30
休診日:祝日
※最終受付時間:終了15分前まで
整形外科と形成外科、美容外科、整骨院・接骨院、整体・カイロプラクティックなどの違いは何ですか?
整形外科や形成外科、美容外科の医師は国家資格を有する医師で、整骨院は柔道整復師・鍼灸師などの国家資格を有する者によって診療を行います。一方、整体やカイロプラクティックでは国家資格ではなく民間資格者による診療が行われます。医師は検査や診断、治療をはじめ薬剤の処方を行いますが、民間資格では薬の処方などはできません。
また、整形外科では骨や関節などの骨格及び筋肉・神経系からなる運動器の機能改善を目指した治療を主に行い、手首や足首・背骨・骨盤などを専門的に治療します。これに対して、形成外科では、先天性の異常や病気・ケガによる機能不全や見た目を改善する治療を行います。主に、顔面や頭部を含んだ全身を治療対象としております。
長年の肩の痛みや腰痛などはどうしたら治りますか?
肩や腰の痛みが長期にわたって改善しない場合は、筋や腱が炎症しているだけではなく、神経系の異常や関節の変形など何らかの異常が起こっている可能性があります。なかなか痛みが緩和しない場合は、一度ご相談ください。
階段や坂道を歩くのがつらいのですが、年齢のせいでしょうか?
年を重ねるごとに筋肉量が低下したり、運動機能が低下したりします。これは誰にでも起こることで、運動器機能の障害による運動機能が低下した状態をロコモティブシンドロームと呼ばれます。このうち、運動器疾患が原因である場合があります。加齢に伴って著しく筋肉量が低下することで、室内で転倒するリスクが高まることもあります。階段や坂道を歩くのがつらいと感じる場合や、リハビリテーションによる筋力向上が必要と感じる方は、一度ご相談ください。
ぎっくり腰になってしまい、痛みがつらいのですが、どうしたらいいですか?
ぎっくり腰は、急性の腰痛症です。痛みが強い腰痛がつらい場合は、その原因を特定するためにも一度ご相談ください。
長時間歩くと足がしびれてきますがどうしてですか?
しびれを起こす原因は、神経によるものと血管によるものと大きく2つに分類されます。神経が原因の場合は整形外科にて詳しく検査を行い、血管が原因の場合には血管外来を受診してください。しかし、判別が難しい場合には、まずはお気軽にご相談ください。
寝ている間にこむら返りが何度も起こるのですが、なぜですか?
こむら返りを起こす原因も多岐にわたります。腰の神経圧迫が原因で起こるほか、血液の状態や下肢循環障害などが原因の場合があります。
子供がケガをしましたが、どの科を受診すれば良いでしょうか?
ケガや外傷がある場合は、整形外科を受診してください。整形外科では、お子様からご高齢の方のケガや外傷を診療対象としております。ただし、ケガによって動けない場合は救急指定病院を受診してください。当院では、切り傷や擦り傷などの診療も可能です。お子様がケガをした場合は、まずは当院までご相談ください。
病気Q&A
椎間板ヘルニアと診断されましたが完治できますか?
椎間板ヘルニアは、その状態によって異なりますが約2週間程で痛みは緩和します。椎間板ヘルニアと診断された場合は、まず骨の異常の有無を確認するためにX線による検査を行い、治療方針を立てます。その後、MRI検査が必要な場合は連携する医療機関をご紹介します。治療は、まずは内服薬治療または注射によって炎症を抑えます。神経根ブロック注射や仙骨ブロック・硬膜外ブロック注射などを注入します。また、ケースによっては手術が必要になることもあります。椎間板ヘルニアの治療を2か月以上行っても強い痛みが治まらない場合には、手術治療を検討します。
坐骨神経痛と診断され、座ると強い痛みが起こるのですが、どうしてですか?
坐骨神経が障害されることで、神経痛を引き起こします。その他、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、神経の炎症や腫瘍などが原因として考えられます。この場合、エコー検査が必要になります。
五十肩なのか、痛みがずっと続いて手が上に上がらず、どうしたらいいですか?
長く続く肩の痛みの総称を五十肩と呼ぶことがあります。痛みで手が上に上がらない、痛くて熟睡できないなどの症状がある場合は、サイレントマニュピレーションという治療を行うことがあります。五十肩で手が上がらない方は、一度ご相談ください。
骨折を繰り返して骨粗鬆症と診断され、骨を強化するにはどうすればいいですか?
骨の強化に必要なことは、カルシウムの摂取と運動習慣など食事と運動に気を付けることです。日常生活では、散歩を日課にするなどして日光浴をすることをお勧めします。また、喫煙や糖分の過剰摂取によって体内のカルシウムが減少することが分かっています。骨折をしてしまうと、運動機能低下が進み、高齢の場合は寝たきり状態を引き起こしてしまいます。減少してしまったカルシウムを効果的に取り戻すには、骨粗鬆症の薬剤による治療が必要となります。骨粗鬆症の方は、適切な治療が必要なため、まずはご相談ください。
外反母趾や足の裏が痛いのですが、インソールをした方がいいですか?
足の裏や足関節以下の痛みには、関節の位置異常が影響していることがあります。当院では、理学療法士によるインソール作成を実施しております。インソール作成のほか、ハイドロリリースによる注射が有効の場合もあります。足裏の痛みや外反母趾が気になる方は、一度ご相談ください。
巻き爪はどの診療科を受診すればいいですか?
巻き爪は皮膚科や外科のほか、形成外科、整形外科などで診療しております。まずはお気軽にご相談ください。
予防接種は実施していますか?
当院では、インフルエンザワクチン、帯状疱疹予防ワクチンなどを実施しております。予防接種をご希望の方は、当院受付までお問合せください。
子供の姿勢が気になっていますが問題ないですか?
姿勢が悪い原因には色々と考えられます。そのうち、病的な骨の歪みは全体の約1~2%とされ、そのほとんどは小学校高学年から中学生の頃に発症します。この場合、治療をせずに放置してしまうと、変形だけでなく肺や神経が圧迫されることで息苦しさや手足の筋機能低下が起こる恐れがあります。お子様の姿勢が気になる方は、一度ご相談ください。
子供が背中や足全体、膝などの痛みを訴えているのですが、どうしたらいいですか?
背中や足全体、膝、太ももに痛みを訴える場合、成長痛のほか、単純性股関節炎、特発性側彎症、化膿性股関節炎、ペルテス病、大腿骨頭すべり症、骨端症など治療が必要な疾患である可能性があります。気になる症状がある場合は、まずはご来院ください。
子供が運動をした後にいろんな場所を痛がるのですが、どうしてですか?
運動をたくさんすることで、筋肉や関節が使い過ぎによる炎症を起こすことはよくあります。ただし、疲労骨折や成長期特有の疾患などの場合は治療が必要となります。お子様が運動後にずっと痛がるような場合は、一度ご来院ください。
リハビリテーションQ&A
リハビリテーションとは何ですか?
リハビリテーションとは、Re-habilitationを指し、「本来あるべき状態に回復する」「再度、適した状態にする」ことを意味します。体の運動機能を回復させるだけでなく、心身及び社会的な復帰までの工程に考慮して取り組みます。手術などで運動機能が低下することを阻止するだけではなく、日々を健康的に元気に過ごせる体作りを行っていきます。
リハビリテーションの対象疾患は何ですか?
主に、骨折・靱帯損傷、関節リウマチなどの骨関節疾患、外傷、変形性関節症、脳血管障害、脳挫傷、脳性麻痺など脳神経系疾患を対象に行っております。
リハビリテーションを受けるにはどうすれば良いですか?
医師の判断のもと、リハビリテーションを受けることができます。ケガや外傷などによる急性炎症を起こしている時期や、手術治療の可能性がある場合は、リハビリテーションの適応範囲外とされます。このため、リハビリテーションをご希望の方は、診察時にご相談ください。
一般的なリハビリテーションとスポーツリハビリテーションの違いは何ですか?
スポーツリハビリテーションは、オーバーユースや骨格の歪み、筋力不足などによって生じる痛みや障害に対して、医師と理学療法士が連携しスポーツ復帰と再発防止を目的として動作指導を行います。通常のリハビリテーションと違って、投球フォームやスイングなどのスポーツ動作や復帰までを考慮したリハビリ内容を行います。
労災Q&A
労災は使えますか?
当院は、労災指定医療機関ですので、労災をご使用いただけます。
労災(業務災害・通勤災害)の手続きはどうすれば良いですか?
会社に届け出て、給付請求書発行を行います。当院にご来院の際に、給付請求書を提出してください。それ以降は、当院で手続きを行います。
交通事故Q&A
交通事故に遭った場合、整形外科と接骨院や整骨院での受診の違いは何ですか?
まず資格の違いですと、整形外科では医師、接骨院・整骨院では柔道整復師となります。
そのため、整形外科では検査・診断・投薬・手術治療などの診察行為が可能となります。また、後遺症がある場合は後遺症診断書を作成できます。接骨院・整骨院では上記の診察行為及び診断書発行はできません。
交通事故による治療費はどうなりますか?
まずは保険会社に事前連絡し、事故の事実証明を行う必要があります。事故当日に保険会社に連絡してあれば、検査や治療費、診断書などにかかる費用は発生しません。保険会社と示談が成立する前の場合は患者様のご負担はありません。ただし、処方箋発行による薬局での費用は自己負担となります。
交通事故当日には痛みがなかったのに、数日経過してから痛みなどの症状が徐々に出てきました。この場合、交通事故としての治療は可能ですか?
交通事故直後には痛みがなくても、数日経過した後に、徐々に痛みが強くなることはよくあります。その場合は、保険会社に状態を連絡した上で受診してください。事故発生から日数が経過してしまうと事故との因果関係を証明できなくなってしまいます。まずは、事故直後に一度診察を受けてください。
加入している保険会社が勧める医療機関を受診しなければいけませんか?また、治療の途中で医療機関を変更できますか?
受診する医療機関は患者様が決めて頂いて問題ありません。通院する機関の変更の場合は、保険会社にその旨をお知らせください。
受診当日に警察に提出する診断書は受け取れますか?
当日の診療時間内には作成できません。約1週間程お時間をいただけましたらお渡しできます。
診療Q&A
膝の水を抜き過ぎると癖になると聞きましたが本当ですか?
膝の水を抜いても癖になることはありません。膝に水が溜まると膝関節内に炎症が起こります。炎症が長く続くと、関節水腫を起こしてしまうため水を抜く必要があります。
レントゲン撮影は何回撮影しても体への悪影響はありませんか?
レントゲンは何回撮影しても体に悪影響はありません。日常において自然に照射される放射線を自然放射線と言います。レントゲン撮影による被爆は、この自然放射線の1年間の照射量よりも少ないため、放射線障害を起こす可能性は極めて低いとされています。
ハイドロリリースとは何ですか?
ハイドロリリースとは、生理食塩水を用いて疼痛を緩和させる治療方法です。この際には局所麻酔剤を使用しません。ハイドロリリースに関する詳細は、診察の際にご相談ください。
患部は温めた方がいいのか、冷やした方がいいのか教えてください。温湿布や冷湿布がありますが、どちらを使えばいいですか?
通常、外傷による急性の痛みには氷を用いたアイシングを行います。肩こりや腰痛など慢性的に長く続く痛みには温熱を行います。温湿布や冷湿布は、経皮吸収型消炎鎮痛剤といって、皮膚から痛み止めを浸透させる湿布です。医師に相談しながら、温冷を使い分けてください。